人と会うと疲れるのは隠れた才能を使いすぎている?!あなたのエネルギー切れを起こしている原因を解説!

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こんにちは、おとうふです。

こんなことってありませんか?

  • 友達と楽しく過ごしたはずなのに、家に帰った瞬間、泥のようにぐったり疲れてしまう。
  • 大人数の集まりが苦手で、つい壁の花になっては後から自己嫌悪に陥ってしまう。

あなたが一度でもそう感じたことがあるなら、今回の記事はきっと役に立ちます。

多くの人は、人に会って疲れてしまう原因を「自分の性格が内向的だからだ」とか「コミュニケーション能力が低いからだ」というように、自分を責める方向で考えてしまいがちです。

もし、あなたが感じているその疲れの本当の理由が、あなたの欠点ではなく、実はあなたが生まれ持った素晴らしい「隠された才能」のせいだとしたら…?

「え?どういうこと?」と知りたくなりませんか?

結論からお伝えすると、人に会って疲れてしまう本当の理由は、あなたの性格に問題があるからではありません。
あなたが持つ3つの優れた才能が、知らないうちにフル稼働してエネルギー切れを起こしているからなんです。

今回の記事では、その隠された才能がなぜあなたを疲れさせてしまうのか、メリットとデメリットに分けて解説していきます。

そして最後に、この才能を持つほとんどの人がハマってしまう、たった一つの落とし穴についても詳しくお話ししますね。

この記事を読み終わる頃には、「なぜ自分だけがこんなに疲れてしまうのか」その根本的な原因が分かります。
また、「社交的にならなきゃ」という焦りが消えて、「このままでいいんだ」という安心感と自信を手に入れているはずなので、是非最後まで楽しみに読んでいってください。

それでは、始めていきましょう。

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人と会うと疲れるのは隠れた才能を使いすぎている?!あなたのエネルギー切れを起こしている原因を解説!

人と会うと疲れる人の「隠された3つの才能」

才能①:強い共感のアンテナを持っている

友達と話した後に、どっと疲れることってありませんか?
それは会話の内容以上に、相手の言葉にならない感情やその場の空気を、あなたが持つ強い共感のアンテナが全部キャッチしてしまっているサインなんです。

なぜなら、あなたは相手のため息や目線、仕草といった言葉以外の情報を五感で読み取る力が、とても高いんですね。

  • メリット
    相手が本当に伝えたいこと、その心の奥にある本音を汲み取り、深いレベルで寄り添えるということです。
  • デメリット
    この力があるからこそ、相手のネガティブな感情まで、まるで自分のもののように無防備に受け取ってしまうことがあります。

例えば、会社の同僚が落ち込んでいる時、あなたはその場の空気を肌で感じ取り、相手の心の痛みを察します。そして、その優しさから相手の悩みを自分ごとのように背負い込んでしまうことがあるんですね。

家に帰ってからも「あの人、大丈夫かな…」と頭から離れず、ずっと考えてしまう。
このように、相手に寄り添えるからこそ、あなたのエネルギーを大きく消耗させる「感情疲れ」が発生します。

もしかすると、あなたは「自分のせいで疲れさせたかな」「私、何かしちゃったかも」というような「加害者意識」を持ってしまっているかもしれません。

「自分のせいで傷つけてしまった」と考えてしまうのは、その裏に、あなた自身が過去に「被害者」になった経験から生まれてくる思考なんです。「あの時に傷つけられた」「あれが嫌だった」という被害者意識が根底にあるからこそ、「それを人にさせたくない」という思いが働き、「今の伝え方、悪かったかな?」「嫌な気持ちにさせたかな?」といった加害者意識を感じてしまう場合があります。

もしあなたが、共感しすぎて疲れる上に、この加害者意識まで感じているのであれば、あなたが過去に感じた「被害者意識」そのものの見方を変え、その出来事に対する嫌だった感情を手放すことができれば、感情疲れが少し軽減するかもしれません。

才能②:「広く浅く」より「狭く深く」を求める誠実さ

大人数の飲み会が苦手だったり、「上辺だけの会話って何の意味があるんだろう」と虚しさを感じてしまったりすることもあるかもしれません。

それは、あなたが冷たい人間だからでは全くないんです。
むしろ、人との関係を心の底から大切にしている「誠実さ」という才能の表れなのです。

なぜなら、あなたにとって人間関係は数をこなすゲームではなく、一つひとつ大切に育むものであり、相手を尊重する気持ちが強いからこそ、言葉を一つひとつ慎重に選ぶんですね。

  • メリット
    その真摯な姿勢によって、一度心を開いた相手とは非常に強固な信頼関係を築けるということです。あなたの周りにいる数少ない親友は、きっとあなたのことを心から信頼しているはずです。
  • デメリット
    「相手を傷つけたくない」「がっかりさせたくない」という思いが強すぎるあまり、一つの発言をするのにも頭の中で終わらない会議を繰り返し、脳内シミュレーションが「気疲れ」を引き起こすことがあります。

例えば、友人から「今度ご飯に行かない?」と誘われた時。
他の人は「いいね、行こう!」と即答できるような場面でも、あなたの頭の中では「相手は何が食べたいかな?」「いつなら負担にならないかな?」「自分からお店を提案した方がいいかな?」といった無数の選択肢が駆け巡るんですね。

こうした丁寧さや誠実さこそがあなたの素晴らしい才能ですが、一方で、あれこれと考えてしまうエネルギーこそが、人と会った後にどっと疲れが押し寄せる「気疲れ」の正体となってしまっているんです。

才能③:一人の時間を使って自分の思考を磨いている

「一人の時間がないともう無理!」と心から思うことってありませんか?
それはあなたが人嫌いなのではなく、その静かな時間が必要な内向的な性質があるからです。

内向的な性質というのは、決して「陰キャ」とか「ネクラ」「インドア派」ということではありません。
いろいろな人から意見をもらったり、素敵な人に会ったりしても、「じっくり自分の内側と対話をして、しっかりと結論を出したい」というように、意識を自分の内側に向ける傾向を持つのが内向的な性質の人なのです。

だからこそ「一人の時間」は、あなたの意思決定をするための必要不可欠な充電時間となっています。

  • メリット
    一人になることで、ごちゃごちゃになった頭の中を整理し、エネルギーを充電できます。この時間があるからこそ、あなたは他の人にはないユニークな視点や深い洞察力を得ることができるんです。
  • デメリット
    人に会っている時間は、この大切なエネルギーを一方的に消費し続けている状態になるという点です。相手の話に集中し、共感し、最適な言葉を探す。この一連の作業が、あなたのバッテリーを猛烈な勢いで消耗させてしまうんですね。

【要注意】才能を持つ人がハマりがちな落とし穴

ここまで、人と会うと疲れてしまう人が持つ3つの才能について解説してきました。
「共感のアンテナ」「誠実さ」「思考力」。きっと「自分のことかも」と感じていただけた部分もあったかもしれません。

そして、この才能を持つ人だからこそハマってしまう落とし穴があります。

それは、「こんな自分はダメだ。もっと社交的にならなきゃ」と、自分の才能を欠点だと勘違いしてしまうことです。

人と会って疲れてしまうたびに、「コミュニケーション能力が低いからだ」「内向的な性格を直さなきゃ」と、つい自分を責めてしまう。そして周りの人と自分を比べて、「どうして自分はあの人みたいに誰とでも気軽に話せないんだろう」と落ち込んでしまう…。

この記事で一番伝えたいのはここです。
あなたが疲れてしまうこれらの原因は、あなたが治すべき欠点では全くありません。
これはあなたが生まれ持った、もっと使ってほしい素晴らしい特性なんです。

大切なのは、無理やり自分を変えようとすることではありません。
そうではなく、自分のエネルギーの仕組みを正しく理解して、上手に付き合っていくことなんです。

人と会うと疲れるのは、あなたがダメだからじゃない。
それだけ相手に真剣に向き合い、たくさんの能力を一度に使っている何よりの証拠なんですね。

一方で、疲れてヘトヘトで電池切れになってしまうまでは、人に合わせすぎないでください。
ちゃんとあなた自身の時間を持ち、そして時には、相手を思うからこそのあなたの意見も表明するようにしてみてください。
相手への共感だけでなく、お互いがより良くなっていくために必要だと思うことはしっかりと伝えられると、関係性はさらに良くなっていくはずです。

おわりに

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
人に会って疲れてしまうのが、どれだけ素晴らしい才能の裏返しなのか、少しでも感じていただけたら嬉しいです。

でも、もしかしたら「頭では才能だと分かったけど、明日からまた人と会うと思うとやっぱり疲れるかもな…」「自分を責める癖って、どうやったら手放せるんだろう?」と不安に感じている方もいるかもしれません。

実は、今日お話ししたような「自分の良さを生かして、エネルギーは大切に守る」ということをもっと深く学べる場所として、僕は「頑張らないのに上手くいく 見方の学校」を運営しており、僕のメルマガを読んでくれている方限定で不定期に募集をしています。

ですので、今日の記事を読んで「自分の才能を欠点だと勘違いしていた」「自分を責めてしまうことがある」という人は、まずは僕のメルマガに登録していただきたいなと思います。

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記事の前半で話した「被害者意識を手放す」といったことにも繋がるかと思いますので、もし興味がありましたら、下記のリンクから登録してみてください。

今回も記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
もしよろしければ、この記事への「いいね」やSNSでのシェア、コメントなどもいただけますと、僕も励みになります。

それでは、また次の記事でお会いできればと思います。
最後までご購読いただき、ありがとうございました!

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ABOUT US
おとうふ
▶︎家族が発達障害当事者 ▶︎2015年にアメリカで心理学資格を取得 ▶︎チーズケーキが好き 今までに延5000名を超える発達障害当事者の方へ心の知識や特性理解、コミュニケーションスキルについて講義や個別相談をしてきました。 どんな人でも「自分自身と向き合い」「楽しく働き」「ちっぽけな自分を許し、愛せる」ことが大切だと考えています。