ADHDの特徴は話し方に出る?!ADHD会話の特徴13選後編|大人の発達障害

こんにちは。
今回は、ADHDの話し方に出る特徴13選というテーマで、前編と後編に分けてお伝えをしています。

前回の記事では、前半7項目についてお伝えしました。
記事をまだ見ていない人はぜひご覧になってください。
今回は、後半の6項目をお伝えしていきます。

また、今回の記事の内容はこちらで動画解説もしています。
是非ご覧になってくださいね。

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ADHD 話し方の特徴8:話している最中に忘れる

8つ目は、 話している最中に忘れる です。

ADHDの特性の中には、短期記憶が苦手 というものがあり、これが原因で引き起こされることがあります。

少し長めの説明をしているときに、「自分は何が話したかったんでしたっけ?」というように伝えたかったことを忘れてしまうんです。また、自分が伝えているうちから忘れてしまったりするので、既に話した内容を何度も繰り返してしまうこともあります。

ADHD 話し方の特徴9:割り込んで話す

9つ目は、 割り込んで話す です。

相手がまだ喋っているのに、自分の話したいことをどんどん話してしまうことがあります。
また、質問をしている途中でも食い入るように回答してくることもあります。

これはADHDの衝動性の特性からくると考えられますが、話を遮られることは誰にとっても気持ちのいいことではないので、意識して抑えられるといいですね。

ADHD 話し方の特徴10:話の前提を覆す

10個目は、 話の前提を覆す です。

発達障害の特性の中に、シングルフォーカスという特性があります。

シングルフォーカスの特性があると、話の全体像ではなく、一部の詳細に焦点が向いてしまいます。

例えば、イベントを企画するという会議の場合に、「“そもそも”今年はイベントをする必要があるのか?」といったように、企画の内容を考えるというよりも、企画をするかどうかという前提について話してします。

シングルフォーカスがある場合は、「そもそも」といった言葉を使ったり、議題の前提条件を話題に持ち出したりすることがあります。

ADHD 話し方の特徴11:興味のない話を聞かない

11個目は、 興味のない話は聞かない です。

ADHDの人は、注意力に関して特性があります。
そのため、興味がない話だと、極端に注意ができなくなってしまうということがあります。興味のある話はものすごくのめり込んで話を聞くのに、興味がない話題になると、パソコンやスマートフォンをいじったり、爪先を見たりするんです。

その結果、上の空になってしまっていたり、話を聞き返すことが増えたりすることもあります。

ADHD 話し方の特徴12:大人数での雑談が苦手

12個目は、 大人数での雑談が苦手 です。

一対一だととてもよく喋れるのに、人数が3人から4人以上になると話せなくなってしまうということがあります。

大人数の場だと、いろいろな人が話をするので、話題がどんどん変わっていきます。そのため、話についていくのが難しいとなってしまうんですね。

また、人の気持ちを汲み取るのが苦手だと、今自分が話していいタイミングなのかどうかがわからず、話し出せなくなってしまうこともあります。

ADHD 話し方の特徴13:会話が嚙み合わない

13個目は、 話がかみ合わない です。

今までお伝えしてきた特性を総合して、話を聞いていなかったり、自分が興味ある話題をどうしても話してしまうことから、会話がかみ合わなくなってしまいます。

この傾向があると、質問したこととは全く違う回答をすることがあります。
その上、話が長くなったりするので、話題がそれたまま会話が進行することもあります。

まとめ

それでは今回のまとめです。

ADHDの話し方に出る特徴13選の後編。

  1. 話している最中に忘れる
  2. 割り込んで話す
  3. 話の前提を覆す
  4. 興味のない話は聞かない
  5. 大人数での雑談が苦手
  6. 会話がかみ合わない

以上についてお伝えしました。

前編では、今回お伝えしていない7つの話し方の特徴についてお伝えしていますので、そちらもぜひご覧になってください。

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おとうふ
▶︎家族が発達障害当事者 ▶︎2015年にアメリカで心理学資格を取得 ▶︎チーズケーキが好き 今までに延5000名を超える発達障害当事者の方へ心の知識や特性理解、コミュニケーションスキルについて講義や個別相談をしてきました。 どんな人でも「自分自身と向き合い」「楽しく働き」「ちっぽけな自分を許し、愛せる」ことが大切だと考えています。