こんにちは。
心理カウンセラーのおとうふです。
この記事を読んでいるあなたは、今こんな風に感じていませんか?
- 「周りの人がみんなキラキラして見えて、自分だけがダメに思える」
- 「褒められても素直に受け取れず、『どうせ私なんて』と思ってしまう」
- 「自信を持ちたいのに、なぜか自分を否定してしまう」
「なんで私はこんなにネガティブなんだろう」
「もっとポジティブにならなきゃ」
そうやって、自己肯定感が低い自分自身を責めてしまうこと、ありますよね。
でも、安心してください。
あなたが自信を持てないのは、あなたの能力が低いからでも、性格が暗いからでもありません。
そこには、明確な「心のメカニズム」が存在します。
そこで今回は、なぜ自己肯定感が下がってしまうのか、その根本的な原因を心理学の視点から解説していきます。
僕がお伝えしているユング心理学や、ディマティーニメソッドにおける「バランスの法則」を使って紐解いていきますので、ぜひ自分の心と照らし合わせながら読んでみてくださいね。
他にも動画で解説もしています。
是非ご覧になってくださいね。
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Contents
そもそも自己肯定感とは?「自信」との違い
原因のお話をする前に、そもそも「自己肯定感」とは何なのか、少し整理しておきましょう。
多くの人が「自己肯定感が高い=自信満々な状態」と勘違いしていますが、実は少し違います。
本当の自己肯定感とは、「ありのままの自分に『これが私だ』と言える感覚」のことです。
仕事で成功している自分や、人に優しくできた自分だけでなく、
- 「失敗した自分」
- 「怒ってしまった自分」
- 「何もできない自分」
こういったダメな部分も含めて、「まあ、これも私だよね。存在していいよ」と認めてあげられる状態のことです。
逆に、自己肯定感が低い状態とは、「条件付きでしか自分を認められない状態」のことを指します。
- 「テストでいい点を取ったらOK」
- 「人に迷惑をかけなかったらOK」
というように、何かができた時だけ自分を認め、できなかった時は「私には価値がない」と否定してしまう。
この「条件付きの自己愛」こそが、生きづらさの正体なんですね。
僕の場合:自己肯定感が低くなった理由
少し僕自身の話をさせてください。
実は、僕も昔から自己肯定感が高かったわけではありません。むしろ、すごく低かったんです。
振り返ってみると、こんな幼少期の影響が大きかったなと感じます。
- 自分が「やりたい」と言ったことを親から否定された
- 自分の意志ではなく「親が望んだこと」をやらなければいけない環境だった
例えば、何かを「やりたい」と主張しても、「それはダメだ」「こっちにしなさい」と、親の価値観を優先させられることが多かったんですね。
自分の「やりたいことである本音」を飲み込んで、親の「正解」を選び続ける。
そんな幼少期が長く続いた結果、大人になってからある深刻な悩みにぶつかりました。
それは大人になってから、「自分で選ぶ」ということができなくなってしまったことです。
「あなたはどうしたいの?」と聞かれても、自分の感覚に蓋をする癖がついてしまっていて、答えられない。
常に「正解はどれだろう?」「誰かが決めてくれないかな」と他人軸で生きてしまう。
自分の人生を生きている感覚がないのですから、自分を肯定できなくなるのも当然ですよね。
これが、僕の自己肯定感が低くなってしまった根本的な原因だったんです。
なぜ自己肯定感は低くなる?心理学で紐解く3つの原因
それでは、なぜ私たちは自分に対して厳しくなり、自己肯定感を下げてしまうのでしょうか。
ここでは主な3つの原因について解説します。
1.【幼少期】「条件付きの愛」という呪縛
1つ目の原因は、幼少期の環境による「条件付きの愛」の影響です。
子供の頃、親や先生からこんな風に言われたことはありませんか?
- 「テストでいい点を取ったら褒めるよ」
- 「泣かないで我慢したら偉いね」
- 「言うことを聞くいい子は大好きだよ」
こうした育てられ方をすると、純粋なインナーチャイルドはこう学習します。
「ありのままの僕では価値がないんだ」
「成果を出さないと愛されないんだ」
この強烈な思い込みが、大人になった今でもあなた自身を監視し続けています。
だからこそ、仕事でミスをしたり、期待に応えられなかったりした時に、
「役に立たない自分には生きる価値がない」
と、過剰に自分を責めてしまうのです。
2.【ユング心理学】「シャドウ」の切り捨て
2つ目の原因は、ユング心理学におけるシャドウと呼ばれる影の切り捨てです。
ユング心理学では、私たちが社会に適応するために「こんなの自分じゃない!」「見せたくない!」として心の奥底に隠した性質のことをシャドウと呼びます。
自己肯定感が低い人は、自分の持っている要素のうち、ポジティブな半分だけを愛そうとしています。
「優しい私は好きだけど、怒りっぽい私は嫌い」
「頑張る私は好きだけど、怠け者の私は嫌い」
このように、自分の半分であるシャドウを切り捨ててしまっているのです。
「半分の自分」しか愛していないのですから、自分全体を肯定する感覚である「自己肯定感」が低くなってしまうのは、ある意味で当然の結果と言えますね。
3.【バランスの法則】他者との「不公平な比較」
3つ目の原因は、ディマティーニメソッドにおけるバランスの法則の視点です。
自己肯定感が低い時、私たちは無意識に「不公平な比較」をしてしまっています。
特にSNSなどを見ると顕著ですが、他人の「キラキラした部分(プラス)」だけを見て、自分の「ダメな部分(マイナス)」と比較して落ち込んでいませんか?
しかし、バランスの法則では、どんな人にも必ずプラスとマイナスの両方があると考えます。
あの完璧に見える人にも、必ず人には言えない悩みや欠点があります。
それなのに、相手の光の部分と、自分の影の部分を比べて、
「あの人はすごいのに、私はダメだ」
と勝手にジャッジしてしまっている。
この現実が見えていない「隣の芝生は青い」状態、心理学で言うところの認知の歪みが、あなた自身への無価値感を生み出している大きな原因なのです。
自己肯定感が低いのは「悪いこと」ではない
ここまで原因をお話ししてきましたが、最後に一つだけ大切なことをお伝えさせてください。
それは、「自己肯定感が低いのは、決して悪いことではない」ということです。
「え?高い方がいいんじゃないの?」
と思うかもしれません。
ですが、自己肯定感が下がっている時期というのは、
「今の自分のままでは嫌だ!」
「もっと成長したい!」
「本当の自分を生きたい!」
というエネルギーが溜まっている状態でもあります。
高くジャンプするためには、一度深くしゃがみ込む必要がありますよね。
今のあなたは、まさにその「屈伸(くっしん)」をしている最中なんです。
だから、「自己肯定感が低い私はダメだ」と責めるのではなく、
「ああ、私は今、自分を見つめ直して、大きく変わろうとしているタイミングなんだな」
と捉えてみてください。
その視点を持つだけで、心は少しずつ上を向き始めますよ。
僕の場合:自分自身をそのまま受け入れる
では、そんな状態からどうやって変わっていったのか。
僕の場合は、まず「自信がない自分」や「自分を肯定できない自分」も、それが今の自分なんだと、そのまま受け入れることから始めました。
「早く変わらなきゃ」と焦るのをやめて、「今は自信がなくて当然だよね」と、現状をただ認めてあげたんです。
その上で、リハビリのように少しずつ、自分の感覚を取り戻す練習をしていきました。
本当に些細なことからです。
コンビニでおにぎりを選ぶ時や、飲み物を買う時に、
「今、自分は何がしたい?」
「本当は何が食べたい?」
と、頭で考えるのではなく、心に問いかけて感じるようにしたんです。
そして、そこで感じた本音を、実際に自分に「させてあげる」。
親の顔色ではなく、自分の感覚で選んでいいんだ。
この小さな成功体験を積み重ねていくことで、少しずつですが、確実に「自分への信頼」につながり、自己肯定感が少しずつ回復していったなと感じています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、自己肯定感が低くなってしまう原因について、心理学の視点からお話ししました。
- 幼少期の「条件付きの愛」の思い込み
- 自分の一部である「シャドウ」の否定
- 他人との「不公平な比較」
自己肯定感が低いのは、あなたの生まれつきの性格ではありません。
あくまで過去の学習や、物の見方(認知)の癖によるものです。
「癖」であるならば、練習次第で必ず変えていくことができます。
まずは「なぜ低くなっているのか」を知ることからスタートして、少しずつありのままの自分と仲直りしていきましょう。
自分の「シャドウ」に気づき、見方を変えたいあなたへ
「原因はわかったけど、具体的にどうすればいいの?」
「自分の思考の癖を変えたい」
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