こんにちは。
心理カウンセラーのおとうふです。
この記事を読んでいるあなたは、毎日のお仕事でこんな風に心をすり減らしていませんか?
- 「ミスをするのが怖くて、何度も確認しないと気が済まない」
- 「上司の機嫌が悪いと、『自分のせいかも』とビクビクしてしまう」
- 「どれだけ成果を出しても『まだ足りない』と自分を追い込んでしまう」
「周りはあんなにスムーズに働いているのに、どうして私はこんなにポンコツなんだろう…」
そうやって、自分の能力不足を責めてしまうこともあるかもしれません。
でも、はっきりと言わせてください。
仕事が辛いのは、あなたの能力が低いからでも、向いていないからでもありません。
その生きづらさの正体は、自己肯定感の低さが作り出している「認知の歪みというモノの見方のズレ」にあることが多いのです。
そこで今回は、なぜ自己肯定感が低いと仕事が辛くなってしまうのか、その心理的なメカニズムについて解説します。
僕がお伝えしているディマティーニメソッドにおける「バランスの法則」や、ユング心理学の視点を使って、仕事のプレッシャーから心を解放するヒントをお伝えします。
他にも動画解説もしています。
是非ご覧になってくださいね。
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自己肯定感が低いと、なぜ仕事がこれほど「辛く」なるのか?
まず初めに、自己肯定感の低さが、どのように仕事へ影響を与えるのか、その根本的な理由をお話しします。
自己肯定感が低い人は、無意識のうちに「仕事の成果」と「自分の存在価値」をイコールで結びつけてしまっています。
通常であれば、仕事でミスをしたとしても、それは「やり方を間違えた」という行動の問題に過ぎません。
しかし、自己肯定感が低いと、
「ミスをした私」=「生きる価値のない人間」
という極端な変換を脳内で自動的に行ってしまうのです。
仕事をするたびに、「人間としての価値」を裁判にかけられているような状態。
これでは、毎日が押しつぶされそうなプレッシャーになるのも無理はありませんよね。
仕事で現れる「自己肯定感が低い生きづらさ」の3つのパターン
それでは、具体的にどのような形で仕事への影響が現れるのか、代表的な3つのパターンを見ていきましょう。
1.ミスへの過剰な恐怖心と止まらない確認作業
1つ目は、ミスをすることへの過剰な恐怖心です。
「間違えたら終わりだ」「怒られたら見捨てられる」という恐怖があるため、メール一通送るのにも何度も見返したり、資料作成に過剰な時間をかけたりしてしまいます。
慎重さは長所でもありますが、度が過ぎると精神を消耗させ、行動スピードを遅らせる原因になってしまいます。
2.人に頼れずに一人で仕事を抱え込んでしまう
2つ目は、周りに助けを求められず、一人で抱え込んでしまうことです。
「人に聞いたら『こんなこともわからないのか』と思われるかもしれない」
「迷惑をかけたら嫌われる」
そう思うと、怖くて質問や相談ができません。
結果として、キャパシティオーバーになるまで仕事を抱え込み、潰れてしまいそうになるのです。
3.上司を裁判官のように感じて顔色を伺ってしまう
3つ目は、上司や同僚の顔色を過剰に伺ってしまうことです。
上司がため息をついたり、少し不機嫌だったりすると、
「私が何かしたかな?」
「私の仕事が遅いからだ」
と、すべて自分のせいだと捉えてしまいます。
上司を「一緒に働くパートナー」ではなく、自分の価値をジャッジする「恐ろしい裁判官」のように感じてしまっている状態です。
僕の場合:仕事が辛かった本当の理由
ここで少し、僕自身の話をさせてください。
僕もかつては、仕事に行くのが怖くてたまらない時期がありました。
特に辛かったのは、「ミス=自分の全否定」だと感じてしまっていたことです。
例えば、電話対応で少し言葉に詰まっただけでも、
「ああ、なんて自分はダメなんだ」
「相手に不快な思いをさせた、もう終わりだ」
と、家に帰ってからも一人反省会をして、どん底まで落ち込んでいました。
そして、その穴埋めをするために、誰よりも遅くまで残業をしたり、完璧な資料を作ろうとしたりして、心身をすり減らしていたんです。
今思えば、僕は仕事をしていたのではなく、「自分には価値がある」ということを証明するために、必死で戦っていたんだなと思います。
戦う目的がズレていたからこそ、あれほど苦しかったんですね。
仕事が楽になる!心理学で紐解く「視点の変え方」
では、どうすればこの苦しさから抜け出し、楽な気持ちで働けるようになるのでしょうか。
心理学的な視点から、2つの解決策をお伝えします。
1.バランスの法則で失敗の中にあるメリットを見る
1つ目は、ディマティーニメソッドにおける「バランスの法則」を使って、失敗への恐怖を和らげる方法です。
私たちは失敗を恐れる時、怒られることや恥をかくといった「失敗によるデメリット」だけを過大に見ています。
しかし、バランスの法則では、どんな出来事にもプラスとマイナスが同じだけあると考えます。
もしミスをしてしまった時は、あえてこう問いかけてみてください。
「この失敗をしたことで、私が得られたメリットは何だろう?」
- 「同じミスを防ぐための仕組みを作れた」
- 「助けてくれた同僚の優しさを知れた」
- 「自分の苦手分野が明確になった」
失敗は「あなたの価値を下げるもの」ではなく、「成長のためのデータ」に過ぎません。
メリットを見つけることで、失敗への過剰な恐怖はスッと消えていきます。
2.ユング心理学の視点で上司への投影を外す
2つ目は、ユング心理学の視点から、上司への恐怖心を減らす方法です。
上司が怖くてたまらない時、あなたは上司に「厳しい親」を投影している可能性があります。
幼少期に親から厳しく評価されてきた人は、上司に対しても無意識に
「この人は私をジャッジする人だ」
「期待に応えないと見捨てられる」
というフィルターをかけて見てしまっているのです。
そんな時は、心の中でこうつぶやいてみてください。
「この人は私のお父さんやお母さんじゃない」
「ただの仕事上のパートナーだ」
上司を「神様」や「親」の座から降ろして、「ただの一人の人間」として見るようにするだけで、過剰なプレッシャーから解放されますよ。
僕の場合: 過去の未消化だった感情を手放す
僕自身の話をさせていただくと、僕が長年抱えていた仕事での生きづらさも、実は母親との関係が根本的な原因でした。
幼い頃、僕は母親からありのままを認めてもらえることが少なかったんです。
その経験から、「誰かに認められないと自分には価値がない」という強い思い込みが生まれ、仕事でも「認められたい」という一心で、自分の限界を超えて無理をして働いてしまうことがありました。
また、無意識のうちに母親を上司に投影してしまい、上司に対して常に身構え、どこか敵対するような関係になってしまっていた時期もありました。
上司の何気ない一言が、まるで母親に否定されたかのように突き刺さって、過剰に傷ついたり反発したりしていたんですね。
これらを解消するために僕が取り組んだのが、自分の内側にある未消化だった感情の整理です。
具体的には、母親に対して「本当は何をしてほしかったのか」、そして逆に「何をしてほしくなかったのか」という本音をすべて洗い出していきました。
幼少期に感じていたけれど、ずっと言葉にできず、解消されないまま残っていた気持ち。
それらの一つひとつに丁寧に向き合い、言葉にして外に出してあげることで、心の中のわだかまりが少しずつ溶けていきました。
自分自身と仲直りができると、不思議なことに上司との関係にも大きな変化が起きました。
上司を「自分を否定する存在」としてではなく、「共通の目標を持つ一人のパートナー」として見られるようになったんです。
こうした過去の感情の手放し方や具体的な向き合い方については、僕のメールレッスンの中でも詳しく紹介しています。
自己肯定感を高め、仕事での人間関係をより良くしていきたいと考えている方は、ぜひ登録して活用してみてくださいね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、自己肯定感の低さが仕事に与える影響と、その心理的メカニズムについてお話ししました。
- 仕事の成果と自分の価値を切り離す
- ミスの中にあるメリットを見つける
- 上司に親を投影していることに気づく
あなたは、仕事で成果を出さなくても、ミスをしてしまっても、生きているだけですでに価値がある存在です。
仕事はあなたの人生の「一部」であって、あなたの「全て」ではありません。
「まあ、失敗しても命までは取られないしな」
それくらいの気楽さを持って、自分を守りながら働いていきましょうね。
失敗への恐怖を手放し、自分らしく働きたいあなたへ
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次回も、あなたの心がホッと軽くなるような情報をお届けしますので、楽しみにしていてくださいね。
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