こんにちは。
心理カウンセラーのおとうふです。
この記事を読んでいるあなたは、今こんなことを考えていませんか?
- 「インナーチャイルドを癒したいけれど、カウンセリングに行くのは勇気がいる」
- 「自分でできるケア方法はないのかな?」
- 「本を読んだけど、やり方が合っているのか不安」
「心の傷を扱うなんて、専門家じゃないと難しいんじゃないか…」
そう思って、二の足を踏んでしまうお気持ち、よく分かります。
もちろん、深いトラウマなどは専門家のサポートがあった方が早い場合もあります。
ですが、大切な「正しい手順」と「心の仕組み」さえ知っていれば、自分一人でも癒しを進めていくことは十分に可能です。
そこで今回は、自宅でペンとノート、そしてあなたの想像力を使ってできる「3つの実践ワーク」をお伝えします。
僕が普段カウンセリングでも使っている、ユング心理学やディマティーニメソッドにおける「バランスの法則」を応用した強力なワークです。
ぜひ、リラックスできる環境で試してみてくださいね。
他にも動画解説もしています。
是非ご覧になってくださいね。
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Contents
インナーチャイルドを自分で癒す前に知っておきたい「癒し」の定義
具体的なワークに入る前に、一つだけ大切なことをお伝えさせてください。
それは、「そもそも、癒しとはどういう状態なのか?」ということです。
多くの人が誤解していますが、インナーチャイルドの癒しとは、「辛い過去の記憶を消すこと」や「無理やりポジティブになること」ではありません。
本当の癒しとは、ユング心理学で言うところの「統合」のことです。
統合とは、今まで「こんな弱い自分はダメだ」と切り捨ててきた、泣いているインナーチャイルドを、大人の自分が受け入れてあげること。
そして、
「あんな辛い過去もあったけど、今の私でよかったんだ」
と、過去も含めて自分自身にOKを出せるようになる状態のことです。
これから紹介するワークは、何かを消し去るためではなく、置き去りにしてきた自分を迎えに行くためのものだと覚えておいてくださいね。
自宅でできる!インナーチャイルドを癒す3つの実践ワーク
それでは、実際に自宅でできる3つのワークをご紹介します。
どれか一つでも、自分が「やってみたい」「心地よい」と感じるものから始めてみてください。
1.【ユング心理学】イメージの中で会いに行く「対話ワーク」
1つ目は、ユング心理学をベースにした、イメージの中でインナーチャイルドと対話をするワークです。
【手順】
- 静かな部屋でリラックスして座り、目を閉じます。
- 幼少期の自分(インナーチャイルド)が目の前に現れるのをイメージします。
- その子がどんな表情をしているか、どんな場所にいるか観察します。
- 大人のあなたが近づいていき、優しく声をかけます。
【ポイント】
ここで大切なのは、決してアドバイスや説教をしないことです。
ただひたすら、
「辛かったね」
「よく頑張ったね」
「話を聞きに来たよ」
と、共感して寄り添ってあげてください。
そして、もしイメージの中で許されるなら、ギュッと抱きしめてあげましょう。
あなたの腕の中でインナーチャイルドが安心している感覚を味わうこと。
これが、心の中に「安全基地」を作る第一歩になります。
2.【ジャーナリング】感情を可視化する「書き出しワーク」
2つ目は、ノートとペンを使った「書き出しワーク」です。
心理学では「ジャーナリング」や「外在化」と呼ばれる手法です。
【手順】
- ノートを用意し、今感じているモヤモヤや、親への怒り、悲しみを書き出します。
- 「親を恨んではいけない」といった制限を外し、汚い言葉でもいいので本音を書き殴ります。
- 書き出した文字を、客観的に眺めます。
【ポイント】
頭の中でグルグルと考えている感情は、実体のない幽霊のようなものです。
しかし、こうして紙に書き出すことで、感情は「文字」という物体に変わります。
これを「外在化」と言いますが、自分の内側にあったドロドロした感情を外に出して眺めることで、
「ああ、私はこんなに怒っていたんだな」
と冷静に受け止められるようになり、感情に飲み込まれなくなります。
3.【バランスの法則】過去の意味を変える「メリット探しワーク」
3つ目は、ディマティーニメソッドにおける「バランスの法則」を使った、少し上級者向けのワークです。
これは、過去の事実を変えるのではなく、「過去の意味(解釈)」を書き換える強力な方法です。
【手順】
- 辛かった出来事や、コンプレックスに感じていることを一つ選びます。
- その出来事があったおかげで得られた「メリット(恩恵)」を最低20個書き出します。
【例】
- 親が厳しかったおかげで、忍耐力がついた
- 孤独だったおかげで、本をたくさん読んで知識が増えた
- いじめられたおかげで、人の痛みがわかる優しい人間になれた
【ポイント】
最初は「メリットなんてない!」と思うかもしれません。
しかし、脳に汗をかいて探し続けると、ある瞬間に
「あんなに辛い出来事だったけど、私に何も残さなかったわけじゃなかったんだ」
と気づく瞬間が訪れます。
過去の傷ついたことが、あなたの人生を支える「燃料(リソース)」へと変わった時、本当の意味での癒しと感謝が生まれます。
僕の場合|インナーチャイルドの癒し
ちょっと『読んでいて難しい!』と、思われたかもしれませんが、このワークはとても効果があることを約束します。僕自身これらのワークを行なってきました。
そして、全てのワークが終わったあと、不思議なことに親との関係や、親がすでにいないとしても今ある人間関係が良好に変わっていくのを体験できるはずです。
僕の場合は母親に対する未消化な感情がずっと残っていました。そして、頭の中ではいつも母親と口論をしているイメージがあったんです。
また、そのイメージ通りに、母と会った時や電話がかかってきた時はいつもイライラしており、口喧嘩をしてから別れるというのをしていました。
他にも、会社では上司との関係が上手くいかず、『自分はこれだけ頑張っているのにあの上司は少しも認めてくれない!』といつも不満を抱えていましたし、上司もパワハラとも言える態度で僕をいつも責めていたんです。
でも、これらのワークを行い、母が今までやってきたことを許し、受け入れ、感謝までできるようになりました。
すると、頭の中で口論をすることはさっぱりなくなり、なぜか会社の業績も良くなり、上司から責められることは無くなるどころか、むしろ談笑までできるようになったんです。
「不思議なこと」なんですけど、内側が変われば外側が変わるのだとハッキリ体験できたんです。
インナーチャイルドの癒しを自分で進める時の注意点
最後に、セルフワークを行う上で一つだけ注意点があります。
それは、「無理にポジティブになろうとしないこと」です。
癒しを進めていくと、今まで抑え込んでいた怒りや悲しみが、火山の噴火のように溢れ出してくることがあります。
これは「好転反応」と呼ばれる心のデトックス作用であり、順調な証拠です。
ここで慌てて、
「感謝しなきゃ!」
「ポジティブにならなきゃ!」
と蓋をしてしまうと、逆効果になってしまいます。
ネガティブな感情も、大切なあなたの一部です。
「ああ、こんなに怒りたかったんだね」
と、出てきた感情をジャッジせずに、ただ認めて流してあげてくださいね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、自宅でできるインナーチャイルドの癒し方について、3つのワークをご紹介しました。
- イメージの中で会いに行く「対話ワーク」
- 感情を外に出す「書き出しワーク」
- 過去の意味を変える「メリット探しワーク」
癒しというのは、一日で劇的に変わる魔法ではありません。
筋トレと同じで、毎日少しずつ自分と向き合い、声をかけてあげることの積み重ねです。
最初はうまくいかなくても大丈夫。
焦らずゆっくりと、自分で自分を幸せにする技術を身につけていきましょう。
癒しのワークを、もっと深く学びたいあなたへ
今回ご紹介したワークはとても効果的ですが、一人でやっていると
「これで合っているのかな?」
「感情が溢れて止まらなくなったらどうしよう」
と不安になることもあるかもしれません。
- 「もっと詳しいワークの手順を知りたい」
- 「正しい手順で、安全に心を整えたい」
- 「専門家のガイドを受けながら実践したい」
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次回も、あなたの心がホッと軽くなるような情報をお届けしますので、楽しみにしていてくださいね。
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